歯周病は世界一多い病気
ご存じない方も多いと思いますが、世界一多い病気は歯周病です。
日本でよく言われているのは「歯周病を防ぐために定期的に歯ブラシをしましょう」という内容で、実際に1日あたりに歯ブラシを行う回数は日本で2〜3回となっています。
しかし、日本よりも歯周病患者の数が少ないフィンランドでは1日あたりの歯ブラシ回数が0.8回となっており、全体的に日本よりも歯ブラシ回数が少ないのです。
つまり、フィンランドは歯ブラシをあまりしないのにも関わらず、歯周病になる人が少ないということになります。
一方で日本には6万8千件も歯科医院があるのになかなか治せておらず、歯周病患者数が減っていきません。
歯周病が治らない謎、それは多くの歯医者さんが歯ブラシの方法しか教えていないからです。実際は歯ブラシだけで歯周病を防ぐことは出来ません。
日本の歯科大学や歯科医院では、歯周病菌の「量」を減らすことに重きをおいた治療を行っていますが当院では「量」ではなく「質」を変えることに重きをおいた治療を行っています。
「フィンランド式歯周病除菌治療」を行えば、口腔内の質、環境を変えることが出来るので歯ブラシに頼らなくても虫歯になりにくくなります。
現に日本では8000万〜9000万人が歯周病と言われていますが、その歯周病を治せていないのは異常です。
多くの人は歯科医院に行っても歯周病が治らないので、歯周病向けに作られた歯磨き粉に頼っていく傾向があります。
当院のフィンランド式式歯周病除菌治療で歯周病治療をしたい方は、ぜひお気軽にお問合せください。
林先生のフィンランドへの道への理由とは?
正直言って私も、以前は重度の歯周病はフラップ手術(歯と歯ぐきの間に入り込んだ歯垢や歯石を歯ぐきを切開して取り除く手術)をしていました。
でもフィンランドに行って「自己満足」だったとわかりました。
よくなる人もいるけど、よくならない人もいる。
完璧に手術したのに、また元に戻る人もいる。
「それって何だろう?」って、ずっと思っていました。
なぜか?
「菌のコントロール」をしていなかったからです。
「フィンランド式歯周病除菌治療(歯周内科)」の治療法は、患者さんに内容を教えれば、みんな治るのです。
大学病院で「だめ」っていわれた人がいっぱい来ていますが、「歯周内科」の治療でみんな治っています。
大学病院は「歯周病外来」があって「専門」なはずなのに、治っていない。
大学病院で「抜かないといけない」という人がくるけど、シロップ(塗る薬)やってDNA検査や顕微鏡検査やったら、グラグラだった歯がぜんぜん動かなくなった。
10年前に、大学病院で抜かなくちゃならないと言われた人の例です。
骨がちょっとしか残ってなくて、グラグラだけど、完治はしませんが症状は進行させず歯を抜かずに持っている人もいます。
インプラントもせずに、入れ歯にもせずに「自分の歯を持たせている」。
自分の歯に勝る歯は、ありません。
歯周内科やDNA検査は、学びさえすればどこの歯医者さんでも衛生士さんもできます。
外科の技術は、必要ありません。
でも、今までの治療の方法を変えることは勇気が要ります。
「フィンランド式歯周病除菌治療(歯周内科)」を導入したことで、私の長年の疑問「手術しても治らない」の疑問が解けたのです。
私が学生のとき、大学では「虫歯は3-4倍削れ」と言われました。
「虫歯はしみこむ」と言われていたので、「予防拡大」のため「大きく削れ」と言われていました。
自分の虫歯が削られたあとを見て「俺、こんな虫歯だったかな?」とも思いました。
今はMI(ミニマルインターベンション(Minimal Intervention:歯を削るのを最小限にして修復する治療法)が浸透し、常識が変わってきています。
歯周病治療も、常識が変わります。
歯周治療は、おくすりで95%治ります。
残りの5%は免疫系なので、免疫をあげるのに漢方を処方したり、ストレスを取り除くようにします。
「自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)」というケースもあるので、その場合は病気の元(病巣疾患)を断つ治療もします。
歯周内科学会は、一生懸命保険診療にしようとしていますが、ぜんぜん見向きしてもらえないのが現在の状況です。
国際歯周内科学研究会 会員1965名(2015/9末)
治ったらその後どうするの?
「感染症」なので無人島に行って生活しない限り、再感染の可能性があります。(特に性感染症)
定期的な検査をして、お口の中の状態を知るために、定期的に検診にお越しください。
【参考資料】
アートデンタルで使っている説明資料です。
なお、同じ無料配布しておりますので、メール(infoアットマークart-implantperio.com)、または電話(045-806-3718)にてご請求ください。
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