予防歯科の本場、フィンランドで勉強してきました

予防歯科の本場、フィンランドで勉強してきました

先生のフィンランド留学記は、こちらでも読めますが、実際のところどうだったのでしょうか?

さらに深堀りして、聞いてみました。

先生は、フィンランドの大学に歯周病の勉強をしに行ったんですよね?

フィンランドのヘルシンキの隣のトゥルクにある、トゥルク大学に。

トゥルク大学で一番有名なのはマッキネン先生、キシリトールを発見した人なんですね。

へー!

キシリトールは今や世界中に広がっているけど、糖尿病の人が摂る糖だった。
血糖値の上がらない糖なので、糖尿病の患者さんに砂糖の代わりに摂取されていた。
血糖値上がらないという理由で食べさせていたんだけど、キシリトールを食べさせていたら「この人たち虫歯多かったのに、えらい減ってるんちゃうか?」という偶然で見つかった。

「The biochemist who discovered the tooth-protecting effect wrote the story of xylitol(歯の保護効果を発見した生化学者がキシリトールの物語を書いた)」(出典:トゥルク大学

マッキネン先生が、関西弁言いますかい!(笑)

(笑)虫歯にも効くんじゃない?と研究始めたのが、マッキネン先生。
カロリーは低いし、ダイエットにもなるし。
ロッテのCMにも出てましたね。
もうおじいちゃんで亡くなりましたけどね、私が行ったときは生きていたけどね。

フィンランドの幼稚園ってどんな感じでした?

キシリトールをメッチャ食べさせる。
一人の子供について5キロくらいのキシリトールが配られる。

キャンディーやグミなので、5キロのお菓子と思ってもらっていい。
それが500円で買える!
日本で買ったら1万円くらいするけど、フィンランドは約90%を国が補助してくれている。
この子たちがキシリトールを配っていたの。

そうすると、保育園や幼稚園ではしょっちゅう食べてる。

向こうの人はめっちゃ間食するのよ・・・朝ごはん、間食、昼ご飯、間食、夜ご飯・・・寒いからかな(笑)、食べた後に必ずキシリトール食べるの。
食後のキシリトール当番がいて、歯ブラシせえへん。

キシリトール当番?!

0.9回しか歯ブラシしない国なのに、虫歯にならない。
キシリトールをそんなに食べるんかい!というくらい食べるから。
キシリトールの粉がスーパーに売っているんです。

キシリトールの粉!?

普通にスーパーに売っている砂糖や黒砂糖みたいな感じで、キシリトール売ってる。
それを料理に使ったりケーキに使ったり。
ただちょっとおいしくない、甘いんだけどえぐみがある。

知り合いがフィンランドで和食を作ってキシリトール使ったけどおいしくなかったって。
キシリトールのケーキもおいしくなった。(笑)
日本の会社のロッテは、おいしくないキシリトールをおいしく作っている・・・日本の企業ってアレンジするの上手じゃない?
日本のキシリトールガムの方が全然おいしい。
日本のキシリトールガム食べたことあるでしょう?

あります、あります。

全然普通のガムと変わらないでしょう?
日本人は味のアレンジは上手だし、繊細ですよね。
もともと違う国から来たものを自分流にアレンジするの得意よね。
ビールもドイツから来たけど、日本のビールはおいしくて世界中で売れている。
アメリカでもスーパードライは人気よ。

私もアメリカ行ったときに、日本のビールが売っているのを見て速攻で買いました。(笑)

歯周病の治療もフィンランドから来たけど、生田先生が歯周内科としてアレンジした。
日本人はアレンジ上手!
「歯周病の薬に飲み薬を合わせると効果的だと、ジスロマックをいいんじゃないか?」と。
それは日本人が見つけた・・・もともと内科で使われていたんだけどね。

フィンランド売っている歯磨き粉はこんな感じ。

フィンランドのキシリトールのお菓子はこんな感じ。

先生は、フィンランドで何語で話してたんですか?

英語で話していました、みんな英語堪能です。
ちなみに、おしゃぶりもあるの・・・キシリトールの粉を入れるところがあって
お菓子食べられないじゃん、赤ちゃん。

徹底していますね。

おしゃぶりを買ってきたけど、当時日本でキシリトールの粉を売ってないから意味ない。
赤ちゃんは甘いの好きなので、食べる。
おしゃぶりできる生後3か月頃から予防しているのね。

・・・歯が生えてくる前から予防しているんですね。ちなみに、先生はどんな日本になってほしいですか?

今、大人の歯周病罹患率が85~90%。
フィンランドのレベルは3%以下、せめて10%以下にしたい。
歯周病は、歯が抜けるだけの病気じゃなくて命が危ない・・・心疾患、脳梗塞、糖尿病。
フィンランドは、国家予算の3分の1を使って疾病率は半分以下になったといわれている。
日本人は、長生きはするけど病気になっている介護状態の時間も長いよね。

フィンランドは違うのですか?

半分の人がぽっくり死ぬ。
コロナの時は一切何もしなかった、自然免疫を獲得しにいったよね。
結果的にそれがよかった、フィンランドは自然に任せている。
日本人は健康のために運動をしたり塩分管理もするけど、歯周病を治すことも大事。
定期健診をやる法案でたよね。
国民皆歯科健診の導入で健康寿命を延ばす
歯科健診を義務化、骨太方針案に明記 参院選控え思惑も
日本の医療費は、毎年1兆円増えている。

先生!私、前インタビューしたとき、40兆円って言ってたのが、今回は44兆になってました。本当なんですね。

出典:令和元(2019)年度 国民医療費の概況 結果の概要

歯医者さんの仕事が半分、三分の一、もしかしたら無くなるかもしれないけど、それでもいいじゃないかと私は思うんだけど。
歯周病を治すことで、糖尿病、心臓病、アレルギーも治れば。

日本人の歯周病にかかっている割合が8割なのを1割以下をするって、どうやって?って感じですよね。

続きはウチで!という感じかな。(笑)
アメリカでは、子供が一番なりたい職業は歯医者さん、日本は150位、魅力がないんだね。
ちなみにアメリカは歯周病になったら抜いてインプラントに、という先生が多い。
ダメなら抜いちゃおう~って考えです。

以下、詳しくは下記をご覧ください。

予防歯科の本場、フィンランドで勉強してきました

フィンランドでの80歳での残存歯は約25本(成人の歯は28本)です。
対して日本では80歳で約6本と相当低い数値となっています。
いかにフィンランドが歯に対して強い関心を持っているのかが判明する数字です。

しかし、そこに驚愕の真実が隠されています!
皆さんは1日に何回ぐらい歯を磨きますか?日本人の平均回数は2.4回です。
意外と多いですよね。
では、フィンランドでは…?なんと0.9回と1日1回程度の歯磨きなのです。
それで、日本人より残る歯が多いのです!その理由は「除菌」にあります。

女性がお腹に新しい生命を宿した時から、徹底的に口腔衛生環境を整え始めます。
つまり、フィンランドでは、生まれる前から予防に取り組んでいるのです
ですから、お口の中がむし歯になりにくい環境となっているのです!
詳しいフィンランドに行った時のお話はこちら

最新の医療を日常的な生活の場でお役に立てる為に

世界の歯科業界では医科との連携が進んでいますが、日本の医科歯科連携はまだ発展途上という状態です。
日本では「国民皆保険(こくみんかいほけん)」という素晴らしい制度があるのですが、国家予算の関係上、最新の治療を提供できない仕組みとなっています。
しかし、その状態に甘んじる事は歯科医師の仕事を放棄する事と同じと考え、私は最新の歯科情報を皆さんが「当たり前」に受け取れるようにします。

フィンランドで学んだ予防歯科学の情報をお届けします。
フィンランドでは歯磨きをしなくても、むし歯・歯周病にならない仕組みを国家が採用しています。

その手法は「除菌」という治療方法です。

3歳までお口の中にむし歯を作りだす菌が存在しなければ、その方はむし歯菌が存在し難い環境を維持できます。
逆に3歳までにむし歯菌がお口の中にあると、むし歯菌が存在する状態でバランスを取ろうとします。
その多くは母親から移る母子感染です。
つまり、親の口にむし歯菌が多ければ、子供にも感染しやすくなります。
その負の連鎖を止めるには、母の口からむし歯菌を撲滅する事が一番の方法になります。
しかし、お口の中には400を超える細菌が存在し、それぞれ色んな役割を持っています。
その方のお口の環境を知らずに全ての方に効く「万能薬」は今のところ存在しません。

そのため、「あなたのお口の状態を正確に知る」必要があるのです。
残念ながら、この治療には保険は使えません。

自分の口腔内の正確な情報を手に入れて、それに対応できるオーダーメイドの治療法を知る事は、自分のお口の環境を守る武器を手に入れるのと同じです。
当院では、最初にあなたのお口の中の細菌の状態、日々の生活環境等から現在の状況を調べます。
そして、そのお口の環境に最適な治療法、日常の生活方法をご提案して参ります。


医院名

医療法人社団うたし会 アートデンタル中田南クリニック

住所

〒245-0014 神奈川県横浜市泉区中田南3-7-2

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